チャールズ・マーティン
· 1分で読めます
iPhone 16 Pro Maxは税金のせいでインドでは非常に高価です。
インドでは政府の税金によりiPhone 16 Pro Maxの価格が数百ドル高くなり、その結果、税関職員は密輸の事例が増えているのを目にしている。
デリー空港の職員は、同日に2件の別々の事件で合計38台のiPhone 16 Pro Maxを押収したと報告した。
まず、ドバイから到着した4人組の乗客が、iPhone 16 Pro Max 12台をティッシュペーパーで包んで隠そうとしました。同日、香港から同じ空港に到着した別の乗客が、iPhone 16 Pro Max 26台を化粧バッグに隠そうとしました。
密輸がすべて成功していた場合、政府が失っていたであろう税額は約14,000ドルに上ります。これは、他国で販売されているiPhoneとインドの小売価格の差が、米国の基本価格よりも500ドル以上高くなる可能性があるためです。
比較すると、iPhone 16 Pro Maxの基本モデルは米国では1,199ドルで販売されているが、インドでは基本価格は1,724ドル、つまり144,900ルピーとなる。
IGI空港の税関は、2024年10月1日にインディゴ航空6E-1464便でドバイからiPhone 16 Pro Maxを密輸しようとした4人組の乗客から12台のiPhone 16 Pro Maxを押収した。pic.twitter.com/V1FeY9ez0I
— デリー税関(空港・一般)(@AirportGenCus)2024年10月3日
価格差の主な理由は、インドがiPhoneなどの特定のデバイスに高い輸入税を課していることです。これは、企業がインド国内でデバイスを製造することを奨励するものであり、AppleがインドでiPhoneを製造し、現地で販売し始めた理由の一つでもありました。
Appleは現在、インド国内でのiPhone生産を増やしているが、その大部分は輸出向けであるため、この課税の対象外となっている。しかし、2023年11月、インド政府はAppleの会計処理に関する調査を開始した。この調査では、現地子会社がインド国内でiPhoneを転売するために購入していたことに関する調査で、Appleが6億ドルの課税を科される可能性がある。
税関職員は38台のiPhoneすべてを押収した。密輸業者が起訴されるかどうか、また、この38台が同日に押収されたことが、これまでの密輸量と比べてどの程度の規模なのかは不明だ。