マイキー・キャンベル
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くすぶるサムスン製端末のせいでサウスウエスト航空の飛行機が避難させられた2日後、米国の携帯電話会社AT&Tの幹部は安全上の懸念を理由にギャラクシーノート7の販売と交換品の供給を全て停止することを検討していると報じられている。
匿名の情報筋によると、AT&TはGalaxy Note 7の販売および交換停止に関する最終決定を早ければ金曜日にも下す可能性があるとブルームバーグが報じている。同社は現在、文字通り熱くなったサムスン製デバイスの返品処理の最中であるため、代替スマートフォンが提供される可能性が高い。
ウォール・ストリート・ジャーナルの別の報道によると、米国の主要携帯電話会社はすべて、Galaxy Note 7を他の端末に交換することを顧客に許可しているという。これには、先月から開始された世界的なリコールの一環として既に交換された端末も含まれる。
サムスンと米国消費者製品安全委員会が発火した端末に関する調査を完了する中、AT&T、ベライゾン、スプリント、Tモバイルは顧客の懸念を和らげるため、交換品のオファーを開始した。同社はこれまで、影響を受けた端末の「バッテリーセルの問題」が、場合によっては過熱につながる可能性があると推測していた。
サムスンの問題は、8月のNote 7発売直後に始まりました。韓国で爆発事故の報告が相次ぎ、充電中に危険なハードウェア故障が発生したという事例が報告されました。その後の一連の事故で、問題は充電だけに限らないことが判明し、サムスンは出荷を停止し、最終的に全世界で250万台の自主回収を実施しました。
米国の顧客は、リコール前に対象となるGalaxy Note 7を約13万台返品した。サムスンによると、リコール対象製品の半数は9月に交換されたという。
しかし最近、中国のGalaxy Note 7ユーザーが、交換したGalaxy Note 7も爆発したと主張しました。この事故が元のバッテリーの問題と関連しているかどうかは不明です。
皮肉なことに、9月の報道によると、サムスンはAppleの「退屈」なiPhone 7の発売に乗じてGalaxy Note 7の市場投入を急いだという。重要な機能追加にもかかわらず、サプライヤーは予定より10日も早い発売に対応するよう圧力をかけられた。その改良点の一つが、昨年のGalaxy Noteモデルより16%も大型化した大容量バッテリーだ。