アップルは映画スタジオA24の買収に興味を示した

アップルは映画スタジオA24の買収に興味を示した

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Appleは、現在Apple TV+の制作パートナーであり、ソフィア・コッポラ監督の『オン・ザ・ロックス』を手掛けた、オスカー受賞インディーズ映画スタジオA24の買収交渉中だと報じられている。

Variety誌は火曜日、事情に詳しい関係筋の情報として、A24が最近、企業価値25億ドルから30億ドルでの売却を検討していたと報じた。過去18ヶ月にわたり、複数の買収候補が交渉を行っていたが、スタジオは事業拡大を優先しているため、まだ契約を締結していないと関係者は述べている。

A24との買収を協議した企業のひとつであるAppleは、Apple TV+でストリーミング配信するオリジナル映画を同スタジオが制作するという複数年契約の真っ最中だ。

情報筋によると、Appleは2018年にA24との提携が発表された際に買収に関心を示していたという。しかし、買収交渉はもっと最近になってから行われたと主張する関係者もいる。交渉中に提示された売却価格、あるいは提示された価格がどの程度だったのかは不明である。Appleが現在も買収を検討しているかどうかも不明である。

A24は2012年にダニエル・カッツとデヴィッド・フェンケルによって設立されました。スタジオの第一作『チャールズ・スワン3世の心の影』はハリウッドシーンに衝撃を与えるには至りませんでしたが、その後の作品、特にオスカー受賞作『ムーンライト』は商業的にも批評家からも高い評価を得ています。

最近では、A24は「ユーフォリア」、Huluの「ラミー」、Netflixの「ジョン・ムラニー&ザ・サック・ランチ・バンチ」などの作品でストリーミング配信に一部方向転換していると、この報告書は指摘している。

AppleのA24との提携ではこれまでに「オン・ザ・ロックス」「ボーイズ・ステート」「ミスター・コーマン」を制作しており、「ブライド」「シャーパー」「スカイ・イズ・エブリウェア」「マクベスの悲劇」も制作中である。

本日の報道によると、AppleはA24が提案した「多数の」映画を断ったという。

ストリーミング戦争が激化する中、AppleがA24に興味を示しているというニュースが飛び込んできた。業界リーダーのNetflixは新作オリジナル作品への投資を続け、Amazonのような新興企業はコンテンツライブラリの拡充に巨額の資金を投じている。

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