フォックスコンはCEOがアップルのテレビについて語ったことを否定

フォックスコンはCEOがアップルのテレビについて語ったことを否定

スラッシュ・レーンのプロフィール写真スラッシュレーン

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フォックスコンは、同社最高経営責任者が噂されているアップル製テレビの準備についてコメントしたことを否定する公式声明を発表した。

フォックスコンのCEO、テリー・ゴウ氏は先週、チャイナ・デイリー紙の報道で、アップルのテレビ開発を「準備中」と発言したと報じられたが、開発や製造はまだ開始されていない。この英字紙は中国で50万部以上の発行部数を誇る。

しかし月曜日、フォックスコンはTheNextWebに対し書面による声明を発表し、郭氏は同社の製品生産への関与について一切確認も推測もしていないと述べた。フォックスコンは顧客やその製品についてコメントしない方針だ。

「フォックスコンが特定の顧客向けに特定の製品を生産する準備を進めていることを確認したとの報道は正確ではない」と声明は述べた。

フォックスコンはアップルの最大のパートナーの一つで、iPhone、iPad、iPod、Macなど、アップルのほぼすべてのハードウェアの組み立ての大部分を担当している。

フォックスコンはアップルのテレビの可能性についてコメントを発表していないものの、3月に液晶テレビメーカーのシャープと契約を結び、同社の株式10%を8億800万ドルで取得しました。この契約により、シャープとフォックスコンが提携し、アップルが発売を予定しているテレビのパネルを生産するのではないかという憶測が飛び交っています。

フォックスコンは長年にわたり、Apple関連のリーク情報を複数発信してきたが、いずれも同社幹部の公式コメントに基づくものではない。昨年4月には、フォックスコンの従業員3人が、AppleのiPad 2の発表前に設計情報を漏洩したとして起訴された。また、64ギガバイトのiPhone 4を含む様々な試作機が、同社の工場から無許可で流出している。