ケイティ・マーサル
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インテルは月曜日、社長兼最高経営責任者(CEO)のポール・オッテリーニ氏が来年5月付けで同社の役員および取締役を退任することを選択したと発表した。
オッテリーニ氏の引退は、インテルとその株主への40年近くにわたる継続的な貢献に終止符を打つものです。氏はCEOとして8年間を過ごし、困難な時代や市場の変遷を乗り越えて会社を率いた功績を高く評価されています。月曜日の声明で、オッテリーニ氏は引退後も引き続きインテル経営陣のアドバイザーを務める意向を示しました。
「世界有数の企業を率いるという栄誉に恵まれました」とオッテリーニ氏は述べた。「40年近く同社に在籍し、CEOとして8年間務めた後、インテルの舵取りを新たな世代のリーダーに引き継ぐ時が来ました。」
今後6ヶ月間、オッテリーニ氏はインテルのアンディ・ブライアント会長および上級経営陣と協力し、取締役会によるCEO選考を含むリーダーシップの移行に取り組む。インテルは、チップメーカーの最高経営責任者(CEO)のポストについては、社内外からの候補者を検討する予定だと述べている。
さらにインテルは月曜日、取締役会が3人の上級幹部を執行副社長に昇進させることを承認したことも発表した。3人はインテルのソフトウェア事業責任者であるレニー・ジェームズ氏、最高執行責任者でワールドワイド製造責任者であるブライアン・クルザニッチ氏、最高財務責任者で企業戦略担当ディレクターのステイシー・スミス氏である。
オッテリーニ氏は、2005年末から2011年末までCEOを務め、インテルの年間収益を388億ドルから540億ドルに増やし、1,000億ドルを超える営業キャッシュフローを生み出した。
インテルの経営幹部に就任して間もなく、オッテリーニ氏は故Appleの共同創業者スティーブ・ジョブズ氏とチームを組み、MacをPowerPCプロセッサからIntelプロセッサへと移行させる取り組みを支援しました。この移行は、AppleのPC市場における復活を後押ししました。また、長期的な成長に向けてインテルの事業運営とコスト構造を変革しただけでなく、High-K/Metalゲート、3Dトライゲートトランジスタ、そしてIntelプロセッサのエネルギー効率の劇的な向上といった画期的なイノベーションの実現にも尽力しました。