· 1分で読めます
新しい報道によると、ワイヤレス技術グループのケンブリッジ・シリコン・ラジオ(CSR)は、BluetoothワイヤレスマイクロチップをiPodミュージックプレーヤーの将来の世代に搭載するというアイデアをアップルコンピュータに持ち込んだという。
CSRのBluetoothチップの売上が予想以上に伸びていることを示した木曜日の強気な取引状況更新を受け、同社はインディペンデント紙に対し、Appleにこのアイデアを打診したことを認めた。報道によると、同社のチップは既にBluetooth設計認証を受けた新製品の60%以上に搭載されているという。
昨年11月、同様の無線通信機能を備えたiPodに関するAppleの文書がインターネット上に公開されました。この文書には、他のメディアデバイスやコンピュータにワイヤレスで情報を送信できるiPodが描かれています。
Apple が提出した特許の 1 つには、ワイヤレス送信機を備えたハンドヘルド音楽プレーヤーが記載されており、このプレーヤーは「ワイヤレス接続を介して送信機から情報を受信できる受信機をそれぞれ備えた 1 台以上の個人用チューニング デバイスに、連続的に音楽フィードを送信」できます。
アナリストらは、「AppleはBluetoothかWi-Fi経由でワイヤレスiPodを実現する方法を模索している」との見方を裏付けている。こうしたデバイスは「まだ構想段階にある可能性が高い」ものの、UBSインベストメント・リサーチのアナリスト、ベン・ライツェス氏は、ワイヤレスiPodは2006年末までに市場投入される可能性があると述べている。
Bluetooth対応のiPodでは、ユーザーが同社のiTunes Music Storeに直接アクセスすることはできないが、MacやPC上のiTunesとちょっとした同期を行う際にUSBケーブルやFireWireケーブルを使う必要がなくなる。