アップル、新型コロナウイルス感染拡大で米国とカナダの3店舗を閉鎖

アップルは、従業員の新型コロナウイルス感染への曝露と感染確認数が急増したことを受け、米国とカナダの小売店舗3か所を一時閉鎖した。

同社はマイアミのブリッケル・シティ・センター店、メリーランド州アナポリスのアップルストア、そしてオタワ中心部の実店舗を閉鎖したとブルームバーグが水曜日に報じた。

12月初め、テキサス州のアップルストアの従業員の間で新型コロナウイルス感染症が流行し、クパチーノのテクノロジー大手は店舗の閉鎖を余儀なくされた。

いずれの場合も、アップルは店舗が再開する前に全従業員が新型コロナウイルス検査を受けることを義務付けるとしている。

アップルはブルームバーグに対し、「当社は定期的に状況を監視しており、お客様と従業員の健康をサポートするために健康対策を調整していきます」と述べた。「当社は、定期的な検査、毎日の健康チェック、従業員とお客様のマスク着用、徹底した清掃、有給病気休暇を組み合わせた包括的なアプローチを、引き続き全従業員に提供することに尽力しています。」

3店舗の閉鎖は、忙しいホリデーショッピングシーズンを控えている中で、新型コロナウイルス感染症の再拡大がアップルの小売店舗の存続を脅かす可能性があることを示す最新の兆候だ。

アップルは火曜日、Apple Storeをご利用のすべてのお客様にマスクの着用を義務付けるポリシーを復活させました。さらに、一部の直営店舗で入場者数を制限すると発表しました。

2021年初頭にApple Storeの全店舗を再開して以来、同社はまだ小売事業全体を閉鎖しておらず、個々の店舗をケースバイケースで閉鎖している。