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アップルコンピュータ社の新しい第5世代ビデオiPodの売上は予想を上回っており、非常に人気のあるiPod nanoの売上を上回っているケースもあるようだ、とウォール街のアナリストは述べている。
「Appleの実店舗やオンラインストアを含む自社チャネルでは、ビデオiPodの売上が驚くほど好調なiPod nanoを上回っているケースもある」とアナリストは記している。「ビデオiPodの購入者は、大容量ストレージ、ビデオ機能、そして手頃な価格に魅力を感じた既存ユーザーが多い一方、nanoはより主流のMP3ユーザーを惹きつけていると考えられる。」
一方、ウー氏は、この傾向はAmazon.comやBest BuyといったAppleの流通チャネル全てに当てはまるわけではないことを認めた。これらのチャネルではiPod nanoが依然としてベストセラーとなっている。「それでもなお、ビデオiPodは平均販売価格(ASP)が高く、営業費用もnanoと同程度であるため、この傾向は売上高と営業利益にとって好ましいと見ている」とウー氏は付け加えた。
アムテック・リサーチは、アップルの12月四半期について、売上高48億ドル、1株当たり利益(EPS)52セントの予想を、従来の47億ドル、1株当たり49セントから引き上げた。
同社は、第3四半期のiPod販売台数予測は940万台のままで変更していないが、Appleの投資判断を引き続き「買い」とし、新たな目標株価を66ドルとした。