アップルの株価は第1四半期決算発表後の時間外取引で10%以上下落

アップルの株価は第1四半期決算発表後の時間外取引で10%以上下落

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出典: Google

アップルは第1四半期の売上高が過去最高の545億ドルで130億ドル以上の利益を計上したにもかかわらず、マックの売上が大幅に予想を下回り、利益が伸びないことに不安を抱いた投資家らが逃げ場を求めたため、水曜日の時間外取引で同社の株価は10%以上下落した。

急落は好調な取引日の後に発生し、ティム・クックCEOが電話会議で発言する中、株価はゆっくりと約50ドル下落した。本稿執筆時点では、株価は9.83%下落し、463.49ドルで取引されている。

アップルは売上高545億ドルで市場予想を上回ったものの、Macの販売台数はコンセンサス予想を約100万台(20%)下回った。また、iPhoneの販売台数は4,780万台と、アナリスト予想を数百万台下回る結果となった。

不安に駆られた投資家たちは、Appleの時価総額を合計500億ドルも失わせました。これは、他の著名なテクノロジー企業数社の時価総額の合計に匹敵する額です。記事執筆時点で、Appleの時価総額は約4,740億ドルです。

投資家の懸念に拍車をかけたのは、アップルの最高財務責任者ピーター・オッペンハイマー氏が、将来のガイダンスは一部から過度に保守的だと考えられている過去のガイダンスから逸脱し、より現実的なモデルに修正すると発表したことだ。

新たなガイダンスの提示方法について尋ねられたオッペンハイマー氏は、アップルが従来採用してきた特定の数値を反映した「単一点予想」に代わり、利益のレンジ提示を行うと述べた。この新たな手順により、予想を大幅に上回る利益はなくなるだろう。

「今四半期および今後、業績予想の範囲内で決算が成立すると思われるガイダンスを一定幅で提示する予定です」とオッペンハイマー氏は述べた。「保証はできません。予測は難しいからです。しかし、その範囲内で決算が成立すると考えています。」