新しい3Dセンサーは2020年にiPadのAR機能を強化し、ヘッドセットは早ければ2021年に登場予定

新しい3Dセンサーは2020年にiPadのAR機能を強化し、ヘッドセットは早ければ2021年に登場予定

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マジックリープ ARヘッドセット

月曜日の報道によると、Appleは来年iPadの拡張現実アプリケーションを動かす新しい3Dセンサーハードウェアを開発しており、この技術は2021年か2022年に長らく噂されていたヘッドセットに搭載される予定だという。

ブルームバーグは関係筋の話として、アップルが3Dセンサーをベースにさまざまな仮想現実および拡張現実デバイスを開発しており、その最初の製品は高度なAR機能を備えた次世代iPadになる可能性があると報じている。

仕様は明らかにされていないものの、アップルは過去に、光パルスが対象物の表面を往復する時間を測定することで高精度の深度マップを生成するタイム・オブ・フライト(TOF)モジュールへの関心を示してきた。この技術は、VCSELドットプロジェクターと投光照明装置を用いて深度マップを作成するアップルの現行TrueDepthカメラシステムとは異なる。

ブルームバーグによれば、次世代iPadには、2台のカメラの横にある小さな穴にAppleの3Dセンサーが組み込まれ、TOFシステムには理想的な配置となるという。

報道によれば、このセンサーは「部屋、物体、人物の3次元再構成」を作成するために部分的に使用される予定だという。

報道によると、iPadへの搭載に続き、この3Dセンサーシステムは、ゲーム、動画視聴、バーチャルミーティングを円滑に進めるために設計された「ARとVRを組み合わせた」ヘッドセットに搭載される予定だ。関係筋によると、このヘッドセットは2021年か2022年に発売され、ARグラスは2023年に発売されるという。

Appleは当初、ARヘッドセットプロジェクトの開発を2019年に終了する予定だったが、最近、理由は不明だが発売を延期した。

月曜日早朝、The Informationは、Appleの幹部が最近の会議で新しいARハードウェアのリリーススケジュールを発表し、ヘッドセットが2022年に登場し、続いてスマートグラスが2023年に登場予定であると報じた。