アンバー・ニーリー
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クレジット: Laurenz Heymann/Unsplash
動画圧縮アルゴリズムを開発してきたカリフォルニアを拠点とするスタートアップ企業WaveOneが、Appleに買収されたことを確認した。
2016年に設立されたWaveOneは、動画圧縮に機械学習を活用することを目指していました。人工知能を活用することで、WaveOneは顔やテキストを優先し、草や木などの背景情報を低優先度化する「コンテンツ認識型」動画圧縮・解凍技術を開発しました。
同社はまた、この手法はハードウェアに依存しないと主張している。同社によれば、この技術により、複雑なシーンでも画質を維持しながら、動画ファイルのサイズを最大半分に削減できるという。
TechCrunchが指摘したように、WaveOne の元営業・事業開発責任者 Bob Stankosh 氏が 2 月に LinkedIn でこの取引を発表した。
「WaveOneでの約2年間を経て、先週、Appleへの会社売却を完了しました。WaveOneでの取り組みは、機械学習/ディープラーニングによるビデオ技術が世界を変える可能性を秘めていることに気づいたことから始まりました」とスタンコシュ氏は記している。「Appleはこの可能性に着目し、自社の技術ポートフォリオに加える機会を捉えました。」
Appleは買収を正式に認めていない。取引条件も現時点では不明である。