Uberは新CEOの下で新たな一歩を踏み出すため、拡張追跡を停止すると誓う

Uberは新CEOの下で新たな一歩を踏み出すため、拡張追跡を停止すると誓う

ロジャー・フィンガスのプロフィール写真ロジャー・フィンガス

· 1分で読めます

ウーバーは、新CEOにダラ・コスロシャヒ氏を迎えるとの報道の中で、乗車後も最大5分間乗客を追跡し続けることができるiPhoneアプリの拡張追跡機能をまもなく終了すると発表した。

iPhoneアプリに位置情報の共有をアプリ使用中のみに制限するオプションが復活すると、セキュリティ責任者のジョー・サリバン氏が火曜日にロイター通信に語った。正式発表は本日中に行われ、iPhoneユーザーへの変更は今週中に適用される予定だ。Androidユーザーはもう少し待つ必要がある。

Uberは2016年11月にこのオプションを削除し、iPhoneユーザーに対し、追跡機能の拡張は「乗車、降車、顧客サービスの向上、そして安全性の向上」に必要であると説明しました。例えば、継続的な共有をオンにすると、ドライバーは配車リクエスト時に指定した場所ではなく、ユーザーの正確な位置までナビゲートできるようになります。

この追跡機能を無効にすることもできますが、その場合、乗車場所と降車場所を手動で入力する必要があります。Uberは、iPhoneユーザーの乗車後の追跡を実際に行ったことは一度もないと主張し、Android版ではこの機能を停止しました。

サリバン氏は火曜日、ウーバーがさらなる情報を要求した場合にどのような価値を提供するのかを説明しなかったのは間違いだったと主張し、今後再び拡張追跡を実施することがあれば説明し、変更は任意にすると述べた。

Uberは過去1年間、プライバシー問題をはじめとする様々な理由で激しい批判にさらされてきた。2週間前、同社は米国連邦取引委員会(FTC)から、ドライバーと乗客双方の個人データの保護を怠り、従業員によるプライバシー侵害の防止策について虚偽の回答をしていたとの申し立てを受け、和解に至った。

一連の論争により、前CEOのトラビス・カラニック氏は最終的に辞任に追い込まれた。カラニック氏は現在も取締役を務めているものの、関連訴訟で争っている。ロイター通信によると、コスロシャヒ氏は旅行予約会社エクスペディアから同社に異動するが、まだCEOに就任していない。