CaviarのソーラーパワーiPhone X「Tesla」が4,500ドルで発売

CaviarのソーラーパワーiPhone X「Tesla」が4,500ドルで発売

マルコム・オーウェンのプロフィール写真マルコム・オーウェン

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ロシアのアクセサリーメーカーCaviarは、iPhone Xの「テスラ」バージョンの販売を4,500ドルで開始し、生産ラインから最初に出荷されるものはイーロン・マスク氏に提供される予定だ。

11月に発表されたiPhone X Teslaは、Caviarが初めて背面にソーラーパネルを搭載したスマートフォンとなります。背面の大型ソーラーパネルは専用バッテリーに電力を供給し、背面の電源ボタンを押すだけでiPhone Xのバッテリーを充電できます。

Teslaはケース単体ではなく、iPhone X本体に直接取り付けられているように見えます。ソーラーパネルの搭載により、デバイス全体の厚みは初代と比べてかなり厚くなっています。初代の7.7mmから16.2mmに増加したため、背面カメラの突起部分は凹みになっています。

耐衝撃性ソーラーパネルを囲むカーボンファイバーケースの側面には、陽極酸化処理されたボタンが配置され、背面には金メッキの装飾が施されています。追加のソーラーパネルを搭載しているにもかかわらず、本体全体でIP67の防水・防塵性能を備えているとされています。

当初99台の製造を予定していましたが、開発中に予約注文が予想を上回ったため、999台に増産されました。すべてのデバイスには、製造順に個別の番号が付けられます。

最初のユニットはイーロン・マスク氏向けに製作され、同氏が所有する別の企業であるスペースXが宇宙に打ち上げたテスラへのオマージュとして、「Made on Earth by Humans(人類が地球上で作った)」という文字が刻印される。キャビア氏によると、同社はニコラ・テスラ、アップルの共同創業者スティーブ・ジョブズ、そしてマスク氏という「3人の科学者」にインスピレーションを得たという。

Caviarは、64GBストレージ搭載のiPhone X Teslaを28万4000ルーブル(4555ドル)、256GBモデルを税・関税抜きで29万9000ルーブル(4805ドル)で販売している。注目すべきは、支払いは検品完了後に行われ、取引には「専属コンサルタントが同行」するという点だが、具体的な内容は明らかにされていない。