ベトナム首相、アップルパークでティム・クック氏と会談

ベトナム首相、アップルパークでティム・クック氏と会談

マイク・ピーターソンのプロフィール写真マイク・ピーターソン

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アップルパーク

ベトナム人のファム・ミン・チン氏は火曜日にアップル社および他のシリコンバレーのテクノロジー大手を訪問し、アップル社のティム・クックCEOと会談した。

サイゴン・オンラインによると、チン首相はアップル・パークでアップルの最高経営責任者と会談し、米国とベトナムの包括的パートナーシップを推進するものとして貿易、投資、金融の分野での協力を強調した。

チン首相は、ベトナムの消費者はアップル製品を愛用しており、世界的な技術経済が成長するにつれ、この関心は続くだろうと付け加えた。

ベトナム首相はまた、ベトナムがApple製品を含むグローバルサプライチェーンへの関与を深めていることを喜ばしく思っていると述べた。Appleは現在、AirPodsやiPadなど、複数のデバイスをベトナムで生産している。

現在、同国で事業を展開するアップルのサプライチェーンには、16万人以上の従業員を雇用する31社がある。

チン首相は、アップルがベトナムでの事業活動を強化し、ベトナムがアジアの「模範市場」となることを期待すると述べた。一方、クック氏は、ベトナムにおける良好なビジネス環境についてチン首相に感謝の意を表した。

クック氏はさらに、アップルはベトナムにおけるサプライチェーンを拡大し、ベトナム国内企業の関与をさらに深めたいと考えていると付け加えた。また、ベトナム国内サプライヤーの数を増やし、アップルの生産ラインにおける国産品の比率を高めることを検討すると約束した。

さらに、クック氏はベトナム政府が米国のハイテク投資を誘致するために「さらに有利な政策」を導入することを期待すると述べたとサイゴン・オンラインが報じた。

ベトナム首相は今回の訪問中に、インテルやグーグルを含む他の米国のテクノロジー企業もいくつか訪問した。