Apple、よりスマートなSmart CoverとiPad用の新しいジェスチャーコントロールを検討

Apple、よりスマートなSmart CoverとiPad用の新しいジェスチャーコントロールを検討

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米国特許商標庁が木曜日に公開した特許出願によると、AppleはiPadのスマートカバーの位置に基づいて状況に応じた関連情報を表示し、デバイスコントロールに素早くアクセスできるようにする新しい方法を検討しており、将来のiPadでは物理ボタンがさらに少なくなる可能性があるという。

「デバイス入力モードと対応するユーザーインターフェース」と名付けられたこのアプリケーションは、スマートカバーを少しだけ開くだけでiPad上の情報にアクセスできる方法を詳細に説明しています。また、同じ動作でタブレットが特定のジェスチャーを監視し始め、それを使って素早く設定を変更できるようになります。

「ユーザーがデバイスのロックを解除しなくても、特定のリソースや機能にアクセスできるようにすることで、デバイスの使いやすさを向上できます」と申請書には記されている。

スマートカバーの最初の部分を折りたたむと、例えばメールの件名や送信者など、最新の通知が表示されます。さらにカバーを開くと、拡張されたメールインターフェースが表示され、iPadのロックを解除することなくメッセージを読むことができます。

いわゆる「ピークモード」でデバイスのパラメータを調整するためにジェスチャーを指定することもできます。Appleが挙げた例としては、スマートカバーの最初の部分を開き、ディスプレイを横方向にスワイプすることでiPadのディスプレイの明るさを調整できる機能があります。

同様に、縦方向にスワイプするとスピーカーの音量を上げ下げでき、円を描くように動かすと画面の向きをロックする/解除できます。これは、画面上のグラフィックの表示の有無にかかわらず実行できます。

Appleはまた、Smart Coverを完全に開いた状態で、カバーの一部を閉じることで表示領域を縮小するシナリオも想定しています。例えば、Smart Coverを開いた状態でフルスクリーンモードで再生しているビデオは、カバーを閉じると自動的に画面の空き領域に合わせて縮小されます。

これを実現するために、AppleはiPadに磁気センサーを追加し、Smart Coverの第2セグメントと第3セグメントに追加した磁石に対応するようにすることを計画しています。また、環境光センサーや内蔵iSightカメラなどの他のセンサーを活用してSmart Coverの位置を特定できる可能性もあるとAppleは指摘しています。

Apple は、2013 年 7 月 19 日に最初に出願された米国特許出願番号 13/946,756 の発明を Stephen C. Horne 氏によるものとしています。