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モトローラは今週開催されたCeBITで、アップルのiTunesデジタル音楽サービスに対応した携帯電話を発表できなかった。これは、両社の新製品発表に対するアプローチの違いが原因だと、モトローラの幹部がロイター通信に語った。モトローラは、自社製品を市場に出す前に一般公開する傾向があるが、アップルのスティーブ・ジョブズCEOはそうしないと述べた。「まず目にするのは、製品発表の考え方が異なる2つの異なる業界の融合です」と、モトローラの携帯電話部門社長であるロン・ガリケス氏は、ニューオーリンズで開催されたCTIA USワイヤレスショーでの記者会見で述べた。「スティーブの考え方は、日曜日に製品を発表して月曜日に販売するというものです」。ガリケス氏によると、同社は今年、iTunes対応の携帯電話2機種を予定通り発売する予定で、1機種は上半期、もう1機種は下半期に発売される。また、モトローラがCeBITでこれらの携帯電話を発表しなかった理由は、携帯電話事業者との意見の相違によるものだという噂を否定した。 「我々が最初に選ぶ航空会社の座を狙って、多くの航空会社が競争している」とガリケス氏は語った。