ウィリアム・ギブソン監督の『ニューロマンサー』がApple TV+に登場

ウィリアム・ギブソン監督の『ニューロマンサー』がApple TV+に登場

アンバー・ニーリーのプロフィール写真アンバー・ニーリー

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画像クレジット: Apple TV+

Apple TV+は、ウィリアム・ギブスンの受賞小説『ニューロマンサー』に基づいた10話構成のSFドラマを制作すると発表した。

このシリーズは、熟練ながらも問題を抱えたハッカー、ケースを主人公としています。彼はデジタルスパイ活動とハイリスクな犯罪の世界に足を踏み入れることになります。相棒のプロの暗殺者モリーと共に、ケースは強大な企業王朝を相手に大胆な強盗を企てます。

『ニューロマンサー』はサイバーパンクの先駆的作品の一つとして高く評価されており、ネビュラ賞、フィリップ・K・ディック賞、ヒューゴー賞など、数々の権威ある賞を受賞しています。本作は「スプロール」三部作の第一作であり、後に『カウント・ゼロ』と『モナ・リザ・オーバードライブ』が続きます。

この番組は、「トム・クランシー/ジャック・ライアン」や「ダーク・ウィンズ」で知られるグラハム・ローランドと、「デヴォーション」「アウトサイダー」「スライト」などを手掛けたJD・ディラードによって制作される。ローランドがショーランナーを務め、ディラードがパイロット版の監督を務める予定だ。

「この象徴的な作品をApple TV+でお届けできることを非常に嬉しく思っています」とローランド氏とディラード氏は語った。

10年近く前に友人になって以来、何か一緒にチームを組む機会を探していました。今回のコラボレーションはまさに夢の実現です。『ニューロマンサー』はその後の多くのSF作品に多大な影響を与えてきました。ギブソン監督の決定版とも言える『サイバーパンク』の世界を、テレビ視聴者の皆様にお届けできることを楽しみにしています。

このシリーズは、「ファウンデーション」、「インベージョン」、そして今後配信予定の「コンステレーション」といった、Apple TV+の他のSF作品の仲間入りを果たすことになる。