ジョシュ・オン
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高級ショッピングモール「インターナショナル・ファイナンシャル・センター・モール」に位置する新店舗は、象徴的なガラスの螺旋階段とビクトリア・ハーバーの眺望を特徴としています。開店2日前近くから、待ちに待った顧客が列を作りました。この店舗は、推定建設費2,000万ドルと、Appleにとってこれまでで最も高額な店舗と言われています。
開店前、IFCモールのスタッフは、閉店後もファンが店内で待機できるよう協力し、近くのスターバックスは夜通し営業を続けた。Engadget Chineseのリチャード・ライ氏によると、土曜日の午前3時までに300人以上の客が店の外に列を作ったという。
利益率の高い香港市場へのAppleの小売進出は、長らく待望されていました。同社は3年前に中国本土に最初の店舗をオープンしました。中国の顧客は、Apple製品を購入するために定期的に香港へ国境を越えて訪れています。
昨年末、14人の主婦が数百台の携帯電話と3G iPadを密輸したとして逮捕されました。Appleのタッチスクリーンタブレットの3G版は、今週初めまで正式に中国に到着していませんでした。
香港は、特に中国本土からの観光客にとってショッピングのオアシスとして知られるようになりました。高級ブランドや電化製品は、一般的に香港の方が中国本土よりも大幅に安く購入できます。香港観光局の報告によると、2010年に香港で少なくとも1泊した中国人観光客は、1回あたり平均7,453香港ドル(約955米ドル)を費やしました。
「香港は無視できない。素晴らしい小売市場だ」と、市場調査会社アクセス・アジアの創業者ポール・フレンチ氏はブルームバーグの報道で述べた。「香港にはたくさんのお金がある」
カリフォルニア州クパチーノに本社を置く同社は、香港で既に100以上の販売代理店を誇っています。報道によると、2012年には香港の銅鑼湾地区に2店舗目のアップルストアをオープンする計画です。
アップルは金曜日、上海の南京東路に中国で5店舗目となる直営店をオープンした。同社は来年までに中国国内で25店舗の直営店展開を目指すとしているが、目標達成には程遠いようだ。
アップルは中国、台湾、香港を含む中華圏で好調を維持しており、第4四半期の売上高は前年同期比6倍の38億ドルに伸びた。
香港のIFCモールにあるApple Storeの入場待ちの列。写真提供:Gary Allen/ ifostore、Flickrより。
香港IFCモールのアップルストア、開店2時間後。写真:ゲイリー・アレン/ ifostore、Flickrより。