アップル、英国で「サムスンはiPadをコピーしていない」という通知の掲載差し止めを勝ち取る

アップル、英国で「サムスンはiPadをコピーしていない」という通知の掲載差し止めを勝ち取る

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アップルは木曜日、サムスンのギャラクシータブがiPadのデザイン特許を侵害していないと宣言する通知をEUのすべてのウェブサイトと多数の印刷物に掲載するよう同社に命じた裁判所命令について、執行猶予を勝ち取った。

All Things Dの報道によると、ロンドンの裁判所は、アップルが10月に前回の判決に対して控訴する機会が得られるまで、すべての掲載を延期するという同社の要請を認めた。

英国のコリン・バース判事は先週の判決で、アップルに対し、サムスンがiPadをコピーしたという「有害な印象を訂正するため」、自社のウェブサイトと「複数の新聞や雑誌」に声明を掲載するよう命じた。

バース判事が提示した規定によれば、アップルは、EUウェブサイトのトップページに判事の命令へのリンクを1年間掲載し、ファイナンシャル・タイムズ、デイリー・メール、ガーディアン、モバイル・マガジン、T3に「6ページ目より前のページにArial 14以上のフォントで」同様の通知を掲載することが義務付けられていた。

Appleの弁護士は、同社が上記の出版物の広告スペースを購入する必要があることから、この通知は競合他社のデバイスのAppleによるスポンサー広告に相当すると主張した。

バース判事は7月初め、サムスンのタブレットはiPadと間違えられるほど「クール」ではないと指摘したが、アップルの特許侵害の申し立てはサムスンのイメージを傷つける可能性があるとも述べた。