ケイティ・マーサル
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フォックス・エンターテインメント映画スタジオを所有するメディア複合企業ニューズ・コーポレーションは、アップルのiTunes Storeで自社の映画を販売する契約について、再びアップルコンピュータと協議中であるとCNNが報じている。
CNNは、「チャーニン氏は、フォックス映画がiTunesでいつ配信されるのか、もし配信されるとしても、具体的な時期については明言しなかった」と報じた。「ただし、ニューズ・コーポレーションとアップルは『前向きな協議』を行っているとしながらも、まだいくつかの詳細を詰める必要があると述べた。」
フォックス映画スタジオの映画を、iTunes Store で毎日買い物をする何百万人もの顧客に届けるという見通しで両社が合意したのは、今回が初めてではない。
9月にAppleの映画ダウンロードサービスが開始される前、Fox Entertainment Groupは、初期段階でサービスへの参加に最も関心を示した3つのスタジオのうちの1つであると報じられていました。しかし、独立系スタジオのLions Gate Entertainmentと同様に、Fox Entertainmentの参加は、他の大手スタジオがiTunesに参入することを条件とされていました。
アップルは9月12日、ウォルト・ディズニーというスタジオ1社のみと共同でiTunes映画サービスを開始した。サービス開始1週間で、ディズニー映画が12万5000本以上販売され、100万ドル以上の売上高を記録したとアップルは発表している。それ以降、同社は販売実績に関する追加情報を発表していない。
映画ライセンス料をめぐる論争は、これまで他のスタジオがiTunesサービスに参加できない最大の要因となってきました。業界関係者の間では、主要映画スタジオはすべて最終的にiTunesに参入すると広く予想されていますが、スタジオ側はDVD販売にとって重要な年末商戦が終わるまで価格競争の激化を先送りしたいと考えていると報じられています。
一方、アップルは、2007 年初頭の iTV デバイスの発売に間に合うように、いくつかの映画スタジオと合意に達することを望んでいる。iTV は、消費者にテレビへの映画直接ダウンロード体験を提供する初のデバイスの 1 つとなる予定だ。
ワシントン州レドモンドに本社を置くライバル企業マイクロソフト社は今週初め、今月後半にXbox Liveゲームサービスを通じて同様の体験を提供すると驚きの発表をした。