ブライアン・ガーナー
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ウォール・ストリート・ジャーナルの報道によると、ウォルト・ディズニー社とCBS社は、iTunesを通じてテレビ番組のサブスクリプションサービスを提供するというアップル社の将来計画への参加を検討している。CBSは親会社であるCWネットワークの番組に加え、ディズニーは傘下のABC、ディズニー・チャンネル、ABCファミリー・ネットワークの番組を提供する予定だ。
ウォール・ストリート・ジャーナルによると、アップルはCBSやABCのような放送ネットワークの加入者1人当たり月額2~4ドル、基本ケーブルネットワークの加入者1人当たり月額1~2ドルをコンテンツプロバイダーに支払うことになるという。
報道によると、Appleは「マルチメディアガジェット」と呼ぶ近日発売予定のタブレット端末について企業に説明を行ったという。iPhoneより大きく、ノートパソコンより小さいタッチスクリーン端末は、2010年3月末までに発売される予定と報じられている。
AppleInsiderは11月初旬、Appleが主要ネットワークに月額30ドルのiTunes TVサブスクリプションプランを提案し、「見放題」サブスクリプションプランへの支持獲得を目指していると報じました。その時点では、ディズニーが最初に参加するのではないかとの憶測もありました。ディズニーは2005年にiTunesで自社番組を提供した最初の企業であり、Appleと密接な関係にあります。CEOのスティーブ・ジョブズ氏は同社の筆頭株主です。
Appleが大手メディア企業からの反発を受け、戦略を多少変更した可能性もある。問題となっている企業の多くはケーブルテレビ事業も展開しているため、Appleとの提携は従来のケーブルテレビ収入の減少につながる可能性がある。Comcastが今月初めにNBCユニバーサルを買収したことを考えると、同社が提携に応じる可能性は低く、そうなれば「見放題」プランの導入は弱まるだろう。