アップルは、事件が最高裁に移る中、「全世界捜索令状」に対してマイクロソフトを支持する

アップルは、事件が最高裁に移る中、「全世界捜索令状」に対してマイクロソフトを支持する

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米国企業に外国の顧客に関するデータを米国政府に引き渡すよう強制する可能性のある連邦裁判所の判決をめぐってマイクロソフトと司法省が長年争ってきたが、間もなく最高裁で審理が行われることになる。

マイクロソフトの主任弁護士ブラッド・スミス氏は金曜日、この訴訟で新たなアミカス・ブリーフに署名した約300の団体と個人の中にアップル社も含まれていると発表した。スミス氏は、この幅広い連携を「素晴らしい」と評した。

「連邦議会議員は欧州議会議員と同じ立場をとった。米国商工会議所は欧州委員会の声明を承認的に引用した。ビジネス団体や大企業は消費者やプライバシー擁護団体の意見に賛同した。ハーバード大学の教授陣はプリンストン大学の教授陣に賛同した。デューク大学の教授陣はノースカロライナ大学の教授陣と、バークレー大学の教授陣はスタンフォード大学の教授陣に賛同した。そしてフォックス・ニュースはアメリカ自由人権協会(ACLU)の意見に賛同した」と彼は指摘した。

マイクロソフトは、米国治安判事ジェームズ・フランシス4世が発行した令状の一部に対し控訴している。この令状は、同社に対しアイルランドの顧客のメールデータへのアクセスを米国当局に提供するよう命じるものである。当該データはアイルランドに保管されており、マイクロソフトは、この命令に従うことはアイルランドのデータ保護法に違反することになると主張している。

アップルは2014年からマイクロソフトとの戦いを支援してきた。同社はネットワーク大手シスコとともに、最初に署名した企業の一つだ。

最高裁判所は来月マイクロソフトの訴訟を審理する予定だ。