アップルのCEOティム・クックはトランプ大統領就任式に個人的に100万ドルを投資した

アップルのCEOティム・クックはトランプ大統領就任式に個人的に100万ドルを投資した

ウェズリー・ヒリアードのプロフィール写真ウェズリー・ヒリアード

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CEOのティム・クックは次期大統領との交渉に精通している

次期大統領の支持を得ようと、アップルのCEOティム・クック氏は就任式基金に個人資産100万ドルを寄付した。

ドナルド・トランプ次期大統領は2025年1月20日に就任式を迎えます。テクノロジー大手は、この就任式で注目を集めたいと考えています。企業やそのCEOたちは就任式に多額の寄付を行っており、Appleも例外ではありません。

しかし、 Axiosの報道によると、Appleは自社資金ではなく、CEOのティム・クック氏が私財100万ドルを就任式基金に拠出するという。Apple自身は資金提供を行わない。

物議を醸す大統領は、Appleにとって避けたい人物のように思えるかもしれないが、現在の状況を考えると、それは不可能だ。クック氏が選挙直後に祝辞を投稿し、その後次期大統領と夕食を共にしたことからも、そのことが伺える。

クック氏はトランプ大統領の機嫌を保つことに強い関心を持っている。世界中の規制当局からの絶え間ない圧力と、関税が利益に及ぼす可能性のある影響を考えると、アップルはトランプ大統領の支持を得て、免除や保護措置を獲得する必要がある。

大統領が変わるたびに、新たな課題が提示される。巨大IT企業の解体を望む大統領もいれば、アップルの製造業の聖地である中国を敵視する大統領もいる。誰が権力を握ろうとも、物事が容易に進むとは限らない。

次期大統領と親交を深めているのはティム・クック氏だけではない。Meta、Amazon、その他大手テクノロジー企業の幹部もマール・アー・ラーゴで会合を開き、100万ドル以上を寄付している。

政治的信条に関わらず、世界で最も収益性の高い企業のCEOが、意見が異なるというだけでリーダーを無視することはできないことは誰もが認めるところです。こうした取り組みが最終的にAppleに利益をもたらすかどうかは、まだ分かりません。