テレビ電話の特許所有者がiPhoneとiTunesでアップルを侵害していると非難

テレビ電話の特許所有者がiPhoneとiTunesでアップルを侵害していると非難

ケイティ・マーサルのプロフィール写真ケイティ・マーサル

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Appleは、iPhoneが適切なライセンス契約なしに電子商取引サービスを提供しているとして、新たな特許侵害訴訟の標的となっている。

特許権者であるVisual Interactive Phone Concepts Inc.は、今週、ミシガン州の連邦地方裁判所にApple、AT&T、US Cellularを相手取り訴訟を起こした。Foss PatentsのFlorian Mueller氏が最初に発見したこの訴状は、いずれも「ビデオフォン・インタラクティブ・メールボックス機能システムおよび情報処理方法」と題する米国特許第5,606,361号および第5,724,092号に基づくものである。

VIPCの訴状では、Appleが中央データセンターを通じて「ユーザーがビデオフォンでアプリケーションを閲覧、ダウンロード、使用できるアプリケーションサービス」を提供していると指摘されている。訴状では具体的にiTunes StoreとiBookstoreが挙げられている。

VIPCは、これらのデジタルストアフロントを通じて、Appleが361特許および092特許を「故意に、意図的に、そして意図的に侵害した」と主張しています。原告は、AppleがVIPCから適切なライセンスや許可を得ることなくこれらの特許を侵害したと主張しています。

VIPCは、特許侵害に対する損害賠償と「合理的なロイヤルティ」の支払いを裁判所に求めている。訴訟の対象となっている特許は、1997年と1998年に米国特許商標庁から付与されたものである。

「これらの特許は比較的古いものですが、他の多くのトロールが主張するような、長期間休眠状態にある特許とは違います」と、ミューラー氏は訴訟に関する個人的な評価の中で述べています。「Visual Interactive Phone Systemsは、1999年に既に2社(Big Planet社とInfogear Technology社)を提訴しており、2007年にはLeap Wireless社も提訴しています。」

「これらの訴訟は和解したが、その最終的な効果はおそらくビジュアル・インタラクティブ・フォン・システムズが多額の賠償金を受け取ったことにあるだろう。」

この訴訟にはAT&Tも含まれており、同社はユーザーが「ビデオフォン」でコンテンツを購入・視聴できる「モバイルTV・ビデオサービス」で、特許361号と特許092号を侵害したとして訴えられている。USセルラーもAT&Tと同様のサービスを提供したとして訴えられている。