ニール・ヒューズ
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iOS のネイティブサポートが不足している機能に対処するため、開発元の Readdle は、PDF Expert、Spark、Scanner Pro などの自社アプリ向けに、iPad の分割画面マルチタスクビューで動作する新しいドラッグ アンド ドロップ機能を発表しました。
この新機能は、Readdleの生産性向上アプリ(Documents、Scanner Pro、PDF Expert、Spark)と互換性があります。同社は木曜日にこの機能を発表し、AppleのiOSプラットフォームにおける「大きな革新」と称しました。
この新機能は、iOSとiPadユーザーが待ち望んでいた、アプリ間のドラッグ&ドロップ機能を実現します。今週、MacStoriesは、将来のiOSアップデートで期待される同様の機能を示すモックアップシリーズを発表しました。
ただし、Readdleの機能は現時点では自社アプリのみに限定されています。iPad Proの全モデルに加え、iPad Air 2とiPad mini 4にも対応しています。
Readdle のドラッグ アンド ドロップを使用すると、Spark から Documents 6 ファイル ストレージ アプリに電子メールの添付ファイルを保存したり、スキャンやファイルを電子メールにすばやく添付したり、ドキュメントの添付ファイルに署名して編集して返送したりできます。
「Readdleチームは、Appleがいつか独自のアプリ間ドラッグ&ドロップの実装を導入してくれることを期待しています」と、同社は公式ブログに記している。「そうすれば他のアプリもサポートされ、iPadは今よりもずっと優れた生産性デバイスになるでしょう。」
この新機能は、iOSにファイル管理機能を追加することを目的としたメジャーアップデート「Documents 6」と同時に登場します。最新バージョンでは、ナビゲーションを簡素化することを目的とした新しいデザインが採用され、ファイルの編集、圧縮、タグ付け、移動、同期にかかるタップ回数が少なくなっています。
ファイルのプレビューサムネイルも大きくなり、ファイルを開かなくても内容を確認できます。また、Dropbox、Google Drive、Box、WebDAVとの接続も可能です。
ローカルに保存されたファイルは、「開く」オプションを使用して任意のアプリで開くことができるため、Documents 6 は macOS の Finder のような感覚になります。