Apple、2倍速SuperDriveメディアのサポートを中止 | AppleInsider

アップルストアは、過去2年間に販売されたMacintoshコンピュータのかなりの割合に2倍速Apple SuperDriveが搭載されていたにもかかわらず、今後は2倍速DVD-Rメディアの販売を中止します。この変更は、一部のアップルストアの常連客や、アップル製品の販売店、そしてスペシャリストに不満を抱かせています。

Apple Storeでは、最近の2倍速SuperDriveを2倍速DVD-Rメディアでサポートする代わりに、4倍速DVD-Rメディアキットを10ドル、あるいはさらに高額な20ドルで8倍速DVD-Rメディアキットを販売しています。しかし、Apple Storeの4倍速DVD-Rメディアキットの説明には、「2倍速SuperDriveは4倍速メディアに1倍速で書き込みます。そのため、2倍速SuperDriveから最高のパフォーマンスを引き出すには、現在と同様に2倍速DVD-Rメディアを引き続きご使用いただくことをお勧めします」と記載されています。

「Appleはエプソンのインクジェットプリンタ用にあらゆる種類のインクを販売している。数十万台もの自社製品をサポートするために、2倍速DVD-Rメディアの販売を続けるだろうと思うだろう」と、不満を抱く2倍速SuperDriveユーザーのある人は語った。「Appleが2倍速（SuperDrive）でiLife '04を使うことを望んでいるなら、DVDの書き込みに50時間どころか100時間も費やすべきではない」

この件についてApple Storeに問い合わせた顧客は、テクニカルサポート担当者に転送されましたが、その担当者も2倍速ドライブで4倍速DVD-Rメディアを使用するのは不適切だと主張していました。ある顧客は、担当者が4倍速DVD-Rメディアの使用を勧めた後、Apple Storeの警告事項について言及しました。すると、担当者はクパチーノ本社のAppleに問い合わせるよう伝えました。顧客はAppleに問い合わせましたが、返答はありませんでした。

Appleオンラインストアに限定すれば、2倍速SuperDriveメディアの供給問題は消費者にとってそれほど大きな脅威ではありません。残念ながら、Appleは4倍速以下のDVD-Rメディアの店頭在庫を停止し、先週、一部の販売店とAppleスペシャリストに対し、新規注文は8倍速のApple DVD-Rメディアキットのみ受け付けると通達したようです。

「Apple Storeで買うのは、価格ではなく品質だけの問題です」と、サードパーティ製のDVD-Rメディアで満足のいく体験ができなかったある顧客は言った。「馬鹿げたマーケティングです。以前はDVD-Rメディアを買うために週に1回くらいApple Storeに行っていましたが、そのついでに孫のためにiBookを衝動買いすることもありました。今ではめったに行かなくなりました。」