ナスダックのリバランスはアップル投資家にとって買いのチャンスとみられる

ナスダックのリバランスはアップル投資家にとって買いのチャンスとみられる

ケイティ・マーサルのプロフィール写真ケイティ・マーサル

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Appleはナスダック100指数における自社株の配分比率を変更する決定によりマイナスの影響を受けるが、同社の基礎は依然として堅調であり、投資家にとっては買いの機会となっている。

タイコンデロガ・セキュリティーズのアナリスト、ブライアン・ホワイト氏は、ナスダックが火曜日に発表した非金融銘柄上位100銘柄の指数におけるAAPL株の比率を20%から12%にリバランスすると発表したことは、アップルの市場パフォーマンスに対する一連の逆風の最新のものに過ぎないと述べた。ホワイト氏は、このリバランスは「ここ数ヶ月の騒々しい状況に、さらにノイズを加える」と述べた。

「アップル製品への強い需要とiPad 2の発売の大成功にもかかわらず、同社の株価は、本日のリバランス発表、日本に対する懸念、スティーブ・ジョブズ氏の健康状態、iPad 2の発売延期(これは誤りであると証明された)、近々発売されるiPhone 5の時期、そして市場全体の雑音など、逆風と戦っている」とホワイト氏は述べた。

ホワイト氏は、こうした懸念はいずれ和らぎ、投資家は再び同社のファンダメンタルズに注目できるようになると見ている。iPhone、iPad、Macといった製品が前年比で成長を続ける中、ホワイト氏は同社の株価が年内に史上最高値を更新すると見ている。

特に、iPad 2への継続的な強い需要がAppleの現在の成功を象徴していると彼は考えています。Apple製品への需要は、今後12~18ヶ月間、収益にサプライズをもたらし続ける「現象」になると予測されています。

「また、iPad 2の発売をめぐる話題が、消費者を店舗に引き寄せ、Appleの既存のポートフォリオにさらなるハロー効果をもたらしていると考えている」と同氏は述べた。

タイコンデロガ・セキュリティーズは、AAPL株の12か月目標価格を550ドルとし、投資家に買い推奨の評価を付けている。