ニール・ヒューズ
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AppleInsiderの読者からの情報によると、埋め込みメディア用の新しいQuickTime Xインターフェースは、ローカルコンテンツ用のQuickTimeプレーヤーに施されたとされるデザイン変更に類似しているとのこと。QuickTime Xスタンドアロンプレーヤーへの変更案と同様に、埋め込みコンテンツコントロールの外観変更は、プログラムの長年にわたる伝統的な外観からの転換を示唆するものとなるでしょう。
QuickTime Xは、Appleのメディアソフトウェアの最新版です。今年9月にMac OS X 10.6 Snow Leopardに搭載される予定です。Appleはこのアップデートについて、「最新のオーディオおよびビデオフォーマットへのサポートを最適化し、極めて効率的なメディア再生を実現する」アプリケーションと説明しています。
埋め込みコンテンツ用の新しい QuickTime X デザインでは、黒のテーマが採用されています。
今年初め、AppleInsiderはQuickTime X Playerの新しいデザイン案を発表しました。現行バージョンのQuickTime Player 7.6は、各プレーヤーウィンドウの下部にプラチナカラーを基調とした大きなビデオコントロールを配置していますが、QuickTime X Playerでは従来のインターフェースコントロールを全て廃止し、ビデオオーバーレイコントロール(現行のQuickTime Playerソフトウェアの全画面表示時にビデオにマウスオーバーした際に表示されるコントロールのようなもの)を採用するとされています。
Snow Leopard の最小限の QuickTime X Player ウィンドウ インターフェイスのアーティストによるモックアップ。
QuickTime X Player における唯一のウィンドウベースのインターフェース要素はタイトルバーだと言われています。これは iPhone の半透明の黒いガラスインターフェースを彷彿とさせ、その下で再生されているビデオフレームの色合いも取り入れています。しかし、新しいオーバーレイコントロールによってこのタイトルバーもフェードアウトして消えてしまうため、ビデオは画面の四方を深い影で囲まれただけで浮かんでいるように見えます。