マイク・ワーテル
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ウィキリークスが公開した、ヒラリー・クリントンの選挙運動の内部事情を詳述しているとされるポデスタの電子メールの1つには、アップルのCEOティム・クックが副大統領の初期候補として挙げられており、ビル・ゲイツ、メリンダ・ゲイツ、マイケル・ブルームバーグとともにリストに含まれていた。
このメールは、クリントン陣営のスタッフであるジョン・ポデスタ氏から、副大統領候補の候補者リスト(審査前)の第一稿として送られたとされています。2016年3月17日とされるこのメールの送信時点で、陣営は「関与する者全員と秘密保持契約を締結する用意がある」と主張していました。
大企業やテクノロジー企業からの候補者としては、GMのCEOメアリー・バーラ氏、マイケル・ブルームバーグ氏、ゼロックス会長兼CEOのウルスラ・バーンズ氏、ビル・ゲイツ氏、メリンダ・ゲイツ氏、コカ・コーラCEOのムフタール・ケント氏、ロックフェラー財団理事長のジュディス・ロダン氏、スターバックスのCEO兼会長のハワード・シュルツ氏などが挙げられます。しかし、クリントン氏に推薦された候補者の大半は政治家でした。
公開された同じ一連の電子メールの中で、クック氏はサンバーナーディーノのiPhone 5cの暗号化問題に関して米国政府と交渉した際に政治的洞察力が欠如していたと批判されている。
クック氏は、クリントン氏の選挙キャンペーンのためだけでなく、共和党の下院議長ポール・ライアン氏のためにも資金集めイベントを開催した。
漏洩した電子メールには、現時点で候補者リストに対する返答やフォローアップは含まれておらず、最終的な選定に至るまでの思考プロセスは明らかになっていない。クック氏が実際にこのポストに打診されたかどうかは不明だが、電子メールに記載されていた候補者の膨大な数を考えると、おそらく打診はなかっただろう。
火曜日の早朝、ウィキリークスはさらに約2,000通のメールを公開し、公開されたメールの総数は17,150通に達した。同組織は、さらに約33,000通のメールを公開する必要があると主張している。