Parallels Desktop 9 for Mac は Mavericks 最適化を搭載し、9 月上旬に出荷されます。

Parallels Desktop 9 for Mac は Mavericks 最適化を搭載し、9 月上旬に出荷されます。

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ユーザーが再起動することなく Mac 上で Microsoft Windows アプリケーションをネイティブに実行できるようにする人気の仮想化ソフトウェア Parallels Desktop の次期バージョンは、9 月の第 1 週に出荷される予定で、Apple の次期 OS X 10.9 Mavericks への最適化を含む、いくつかの新機能が搭載される予定です。

現在一部のテスター向けにベータ版が提供されているParallels Desktop 9は、Mac OS X仮想マシンでのコピー&ペースト機能もサポートするとされています。また、WindowsアプリケーションがMacでネイティブに動作しているように見える「Coherence View」も改良されています。

Parallelsの新バージョンには、キーコマンドの作成とカスタマイズ機能の改善に加え、DVDスーパードライブを搭載していないMacにWindowsをインストールしやすくするインターフェースの改良も含まれていると報じられています。Appleは、Macのラインナップから従来の内蔵ディスクドライブを排除する取り組みを進めています。

Parallels Desktop 9 for Macは9月第1週に発売予定です。具体的には、9月5日(木)の発売日が一部のオンライン販売店からリークされています。Parallels社によると、現在から10月31日までの間に正規販売店から最新バージョンのParallels Desktop 8を購入した顧客には、日付入りの購入証明書を提示することでParallels Desktop 9への無償アップグレードが提供されるとのことです。

最新のメジャーバージョンであるParallels Desktop 8 for Macは昨年9月にリリースされ、3Dグラフィックスが30%高速化、Windowsの起動が25%高速化されました。また、6月にはOS X Mavericksの開発者向けプレリリースビルドに対応するためのアップデートも行われました。

Parallels Desktop 8は、Microsoftの最新Windows 8プラットフォームにも対応しており、WindowsアプリケーションでOS Xのディクテーション機能を利用できます。また、Appleの最新ハイエンドMacBook Proの高解像度Retinaディスプレイもサポートしています。