サムスンはアップルのiPhone 5を米国の特許侵害訴訟の対象に加える予定

サムスンはアップルのiPhone 5を米国の特許侵害訴訟の対象に加える予定

サム・オリバーのプロフィール写真サム・オリバー

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サムスンは、アップル社の新型iPhone 5を両社間の特許侵害訴訟の対象デバイスのリストに加える可能性が高いことを示唆した。

ウォール・ストリート・ジャーナル紙は木曜日、2014年に米国の裁判所で開始される予定の裁判にiPhone 5が対象となる可能性が高いと報じた。カリフォルニア州サンノゼの連邦裁判所に提出した書類の中で、韓国の電子機器メーカー、サムスンは、iPhone 5が、以前iPhone 4Sに対して申し立てたのと同じ特許を侵害しているとして提訴することを「予想している」と述べた。

提出書類によると、サムスンはiPhone 5をまだ検査して判断を下す必要があるという。アップルの最新スマートフォンは金曜日に9つの市場で発売され、来週にはさらに22の市場で発売される予定だ。

サムスンは、iPhone 5を訴訟に加える変更は「当該デバイスを分析する十分な機会が得られ次第」行われる可能性が高いと述べた。

サムスンの声明は、アップルがライバルの最新フラッグシップ端末であるGalaxy S IIIを自社の訴状に追加してから1ヶ月も経たないうちに発表された。この訴訟は、 8月下旬に陪審員がアップルに有利な判決を下したアップル対サムスン訴訟とは混同しないように注意する必要がある。

2014年の裁判に向けて現在も係争中の訴訟で、サムスンはアップルが8件の特許を侵害したと訴えている。一方、アップルもサムスンが自社の特許8件を侵害したと訴えている。