ニール・ヒューズ
· 1分で読めます
先週提出された裁判所への提出書類の中で、AppleはPsystarが、AppleがPsystarに対する今後の訴訟において重要と考える証拠を破棄したとして、連邦規則および裁判所命令に違反したと主張している。裁判は2010年1月11日に開始される予定である。
「被告であるPsystar社は、法的に保存が義務付けられていた関連証拠を破棄した」と裁判所文書には記されている。「具体的には、Psystar社は顧客に販売したコンピュータで使用されていたソフトウェアコードの侵害バージョンを上書き、つまり消去した。」
「今回の発見により、Psystarが、Appleの専門家が被告のコンピューター上で独自に発見したソフトウェアの以前のバージョンを消去していたことが明らかになった」と文書には記されている。
大幅に編集された文書には、Psystarが使用したブートローダーコードの説明が隠されているものの、裁判所に対し同社にソフトウェアの開示を強制するよう求めている。文書内の脚注の一つには、編集された部分について次のように記されている。「Psystarの弁護士は、Psystarの電子メールおよび顧客サポートソフトウェア(SupportSuite)が電子メールをランダムに『削除または消失』させると述べた。」
8月10日付の最新の追加訴状は、タウンゼント法律事務所がカリフォルニア州の裁判所に提出した。攻防戦が続く中、サイスターは先週、自社の弁護のため、複数のアップル幹部に証言を求めると発表した。これに先立ち、同社は連邦破産法第11章に基づく破産申請の却下をフロリダ州の裁判所で申し立てていたが、この判決により、カリフォルニア州におけるアップルからの訴訟を遅らせるために、サイスターが再び破産申請を行うことは禁じられている。