アップルの米国Mac市場シェアは第3四半期に8.1%に上昇

アップルの米国Mac市場シェアは第3四半期に8.1%に上昇

ケイティ・マーサルのプロフィール写真ケイティ・マーサル

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ガートナーが水曜日に発表した暫定結果によると、2007年第3四半期の米パソコン市場におけるアップル社のシェアは8.1%で、前年同期の6.2%から上昇した。

クパチーノに本社を置く同社の米国におけるMac出荷は前年比37.2%増となり、9月までの3か月間でガートナーのPCベンダー上位5社にランクされた他のどのメーカーよりも2倍以上の成長率となり、米国全体で第3位のPCベンダーとしての地位を獲得した。

Appleの米国におけるMac出荷台数は、当四半期で合計133万8000台となり、前年同期のわずか97万5000台から大幅に増加しました。Hewlett-Packard(HP)と東芝も、当四半期にそれぞれ16.5%、16.3%の成長を記録し、米国市場シェアはそれぞれ25.7%、5.7%となりました。

ガートナー社によれば、ノートパソコンの売上成長は引き続き米国市場全体をリードしており、2007年第3四半期にはノートパソコンの販売台数が初めてデスクトップパソコンの販売台数を上回った。しかし、家庭向け市場とプロフェッショナル向け市場の両方で、成長率は予想を下回った。

「サブプライム住宅ローンをめぐる経済の不確実性と消費者信頼感の低下が、米国市場でベンダーが直面した課題の一因となっている可能性があります」と、ガートナーのクライアントコンピューティング市場グループの主席アナリスト、北川美香子氏は述べています。「第3四半期は通常、新学期商戦が牽引する消費者向け四半期です。しかし、速報値によると、米国市場での新学期商戦は予想よりも低調でした。」

デルは、前年比成長率が米国平均を大きく下回り5.5%減少したものの、米国市場におけるトップの地位を維持することができました。この減少は主に、消費者の伸び悩みによるものです。

Appleは、ガートナーの世界のPCベンダー上位5社にはランクインしていない。そのうち5位はシェア4.4%の東芝である。

一方、ライバルの市場調査会社IDCも、ガートナーとほぼ同時期に第3四半期のPCシェアの速報値を発表しました。しかし、IDCによると、Appleの米国における第3四半期の出荷台数はわずか113万台で、シェアは6.3%にとどまり、成長率はわずか15.9%にとどまったとのことです。