カナリスはウェアラブル市場第1四半期に420万台のApple Watchが販売されたと推定している

カナリスはウェアラブル市場第1四半期に420万台のApple Watchが販売されたと推定している

ロジャー・フィンガスのプロフィール写真ロジャー・フィンガス

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アップルは火曜日の決算発表で公式の数字を公表しなかったが、調査会社カナリスが発表した推計によると、同社は第4四半期に420万台のアップルウォッチを出荷したという。

Canalysによると、この数字はApple WatchをFitbitやXiaomiといったメーカーのスマートウォッチやフィットネストラッカーを凌駕し、世界をリードするウェアラブルデバイスにするのに十分だ。価格は349ドルからと、競合製品のほとんどよりも高価であるにもかかわらず、この数字は実現している。

同社は、Apple Watchの販売が停滞した理由として、2014年の年末商戦期にAppleが発売しなかったことと、4月と5月の初期出荷が低調だったことを挙げた。6月中旬までは、Apple Watchを購入するにはオンラインか、一部の高級アウトレットでの購入しかなかった。

カナリスの数字は、ウェルズ・ファーゴのアナリスト、メイナード・ウム氏など、電話会議前の予想を上回っています。ウム氏はわずか200万台と予想していました。ウォール街のコンセンサス予想は、約400万台とより正確だった可能性があります。

Canalysのアナリスト、クリス・ジョーンズ氏は、Appleや他のスマートウォッチベンダーは、将来のモデルを成功させるために、パフォーマンス、バッテリー寿命、センサーの統合に取り組む必要があると主張し、Apple Watchの長期的な運命はサードパーティ製アプリの品質にかかっていると述べた。

決算発表の電話会議で、Apple CEOのティム・クック氏は、Apple Watchが社内予想を上回り、6月は4月や5月よりも売上が好調だったと述べ、大幅な売上不振の噂を覆した。CFOのルカ・マエストリ氏は、Apple Watch発売後9週間の販売実績が、初代iPhoneとiPadの発売時を上回ったと示唆した。