サム・オリバー
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アナリストのデビッド・ベイリー氏は調査メモの中で、3G対応iPhone、アップルの近々開始されるApp Store経由のサードパーティ製アプリケーション、多数の新たな国際通信事業者の組み合わせにより、iPhoneの販売台数は2007年のわずか370万台から今年は約1100万台に増加すると予想していると顧客に向けて語った。
「我々の分析によれば、アップルの2008年の加入者数は2007年と比べてほぼ倍増する。この増加の100%は米国外からのもので、アップルは欧州、アジア、中東、アフリカの40カ国以上の新たな通信事業者と契約している」と同氏は書いている。
さらに具体的には、アナリストは、これらの新しい国際市場で通信事業者が iPhone の利用可能な加入者数を 2007 年の約 9,700 万人から今年末までに 1 億 7,400 万人に増やすと予測している。
「今回の分析では、プリペイド契約の顧客はiPhoneの主要な顧客ではないと考えているため、契約契約の顧客のみを想定しています」と氏は説明した。「これによりiPhoneの市場規模は縮小しますが(全契約者を含めると2008年には3倍に拡大するでしょう)、iPhoneのハイエンドな特性を考えると、より小規模なサブセットを使用する方が現実的だと考えています。」
ベイリー氏はアップル株の買い推奨を改めて表明し、投資家に対し、「来月の3G iPhone発売に伴う刺激策と、今年後半のiPhone販売大幅増加による上昇の可能性を捉えたい」のであれば、今がポジションを強化するタイミングだと助言した。