ファレル、Beats 1の番組をめぐって法的トラブルに巻き込まれる OTHERtone

音楽プロデューサーのファレルと元ビジネス仲間のグループとの間の長期にわたる法廷闘争は最近、アップルのBeats 1ストリーミングネットワークでファレルが司会を務める番組「OTHERtone」にまで拡大した。

この騒動は2014年に始まった。アンコモン・コンテンツ・パートナーズが、ファレルがYouTubeトーク番組「Artst Tlk」シーズン2の撮影を拒否したため、契約違反でファレルを訴えたのだ。ファレルは、NBCの番組「ザ・ヴォイス」への責任があるため撮影は不可能であり、契約上の義務は免除されると主張していた。

ファレルが昨年6月に「OTHERtone 」（ Artst Tlkに似たフォーマット）の司会を開始した後、UCPは訴状を修正した。同団体は、ファレルの「OTHERtone」への出演は、以前の契約に含まれていた独占契約条項に違反していると主張した。

UCPは金銭的損害賠償を求めることに加え、裁判所がファレルに対し「 OTHERtone番組の制作、司会、出演、その他の活動の継続」を禁じるよう要求した。

ファレルの弁護団は今月初めに反論し、OTHERtoneはUCPと「何ら関係がない」とし、修正された訴状の却下を要求した。

Appleはこの訴訟に直接関与していないものの、訴訟の結果には関心を持っている。OTHERtoneはBeats 1で最も人気のあるレギュラー番組の一つと考えられている。