マイク・ピーターソン
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クレジット: Simply Mac
Appleの正規販売店兼サービスプロバイダーであるSimply Macは、パンデミックに関連した財政難のため、16年間の営業を経て閉鎖となり、従業員と修理を必要とする潜在的顧客が困窮することになる。
AppleInsiderが複数の情報源から入手した従業員宛の手紙の中で、Simply MacのCEOであるライン・ヴォイト氏は、同社は事業を停止し、全従業員を即時解雇すると述べた。
2019年9月25日にGameStopからSimply Macを買収して以来、私たちはチーム一丸となって、北米屈指のAppleパートナーへと成長し、お客様に長期的なロイヤルティにつながる革新的な体験を提供することを目指して尽力してきました。しかしながら、2019年12月12日に中国武漢で世界的なパンデミックが発生し、最終的に従業員の半数を解雇し、多くの店舗を閉鎖せざるを得なくなるとは、到底予想できませんでした。
ヴォイト氏は資金難を理由に、シンプリー・マックは十分な商品在庫を確保できず、「財務上の義務を履行できない」と述べた。同社は連邦破産法第7章の適用を申請しており、完全に清算される予定だ。
Simply Mac は米国で 53 の実店舗を運営していたが、その大半は Apple 自体のサービスが行き届いておらず、今回の閉鎖によって比較的地域密着型の販売とサポートに大きな空白が生じることになる。
ヴォイト氏は、1週間前に終了した前回の給与支払い期間の分を7月10日に受け取る予定だった従業員への支払いができなくなると述べた。しかし、全従業員は破産裁判所から通知を受け取り、請求を提出できると述べた。
破産裁判所の判決がいつ下されるのか、また清算手続きがいつ、どのように開始されるのかは不明です。また、修理中の機械や既存の注文の回収プロセスも不明です。
修理の状況を尋ねる、何日もお待たせしているお客様からのメールもいただいております。Simply Macの営業地域の大部分ではまだ対応が遅れている状況ですが、本日現在、これらの電話は無視されております。
AppleInsiderはSimply Macに連絡を取ったが、未解決の顧客問題にどう対処するかについてはまだ回答を得ていない。