クリス・スミス
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Facebookは10月4日のイベントでiPadアプリとアップデートされたiPhoneアプリを発表すると、Mashableが月曜日に報じた。最近の報道によると、Appleは来週火曜日に第5世代iPhoneを発表し、イベントはAppleのキャンパスで開催されるとのことだが、カリフォルニア州クパチーノに本社を置くAppleは基調講演への報道関係者向け招待状をまだ発行していない。
月曜日、FacebookのiPadアプリの元リード開発者、ジェフ・バーコーエン氏は、5月にプロジェクトが機能完成段階に達した後、進捗が遅々として進まなかったことに個人的な不満を感じ、同社を退職したことを明らかにした。機能完成段階は通常、ベータテスト実施前の最終段階となる。
6月には、FacebookのiPad版アプリが数週間以内にリリースされると報じられました。iOSユーザーは7月、iPhoneアプリの最新バージョンの中にこのアプリへのアクセスが隠されていることを発見しましたが、ソーシャルネットワーキングの巨人であるFacebookはすぐにアクセスをブロックしました。
Mashableの情報筋は、アプリの度重なる遅延は「タイミングとAppleとの緊張した関係の組み合わせ」に起因すると説明した。iOSへのFacebookの統合とAppleのPingソーシャルミュージックサービスにおけるFacebook Connectのサポートをめぐる最近の意見の相違が、両社間の緊張の高まりの一因になったと考えられている。
初代iPadが発表されてから1年半以上が経過しているにもかかわらず、Facebookが未だiPadアプリをリリースしていないという事実は、Appleへの侮辱と捉える声もある。複数の報道によると、FacebookはiPadアプリをAppleとの交渉における有利な材料として利用していたという。
FacebookのiPhoneアプリの今後のアップデートでは、「iPadアプリを模倣したデザインと速度の改善」が提供される予定だと、同誌は指摘している。
Facebookは、Appleのイベントで、現在コードネーム「Project Spartan」で知られる独自のHTML5ベースのモバイルアプリストアを発表するとも噂されています。Project Spartanは、開発者にHTML5ベースのウェブアプリを介してFacebookアプリをモバイルデバイスに移植する手段を提供するモバイルプラットフォームと言われています。
6月に初めて噂されたこのプロジェクトは、Appleの支持を得たと報じられています。月曜日の報道によると、AppleはタイムラインやFacebook Open GraphといったFacebookの新機能の発表を妨げないよう、先週開催されたF8開発者会議での発表を見送ったようです。