ブリーン・キャピタルは目標株価160ドルでアップル株のカバーを開始

ブリーン・キャピタルは目標株価160ドルでアップル株のカバーを開始

ロジャー・フィンガスのプロフィール写真ロジャー・フィンガス

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ブリーン・キャピタルは月曜日にアップル株の調査を開始し、目標株価を160ドルと予想、また予想を上回るiPhoneの売上により今後3年間の収益がウォール街のコンセンサスを上回ると予想した。

アナリストのアナンダ・バルーア氏は月曜日に投資家向けレポートを発表し、そのコピーはAppleInsiderに提供された。その中でバルーア氏は、2015年の年間売上高が2,320億ドルに達すると予測している。バルーア氏は、Appleの売上高が2017年までに2,950億ドルに膨れ上がり、ウォール街の予想を上回ると見ている。

ブリーン氏は、2015年のiPhone出荷台数を2億2,800万台と予測しており、これは市場コンセンサス予想の2億2,200万台を上回っている。これだけでもAppleの見通しは上向くと予想されるが、バルーア氏はさらに、iPhoneの粗利益率は一般的に45%と推定しており、これはApple全体の粗利益率約40%を上回っている。

iPhone 6 Plus の利益率はさらに高い 60 パーセントに達すると考えられており、iPhone 出荷数の 3 分の 1 を占めることになる。一方、ストリートが示唆する割合は 4 分の 1 程度である。

営業経費に関しては、iPhone 6とApple Watchが発売されたことで、パーセンテージで言えば経費を削減できるはずだとバルーア氏は語った。

Appleは月曜日の後半に3月四半期決算を発表する予定だ。発表の目玉は、太平洋時間午後2時(東部時間午後5時)に予定されているアナリストやジャーナリストとの電話会議となる。