ロジャー・フィンガス
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ギャラクシーノート4。
サムスンは、アップルが例年9月に予定しているiPhoneの刷新の宣伝に先手を打つため、次世代のギャラクシーノートの発表を8月中旬に前倒しする計画だと、金曜日の報道で伝えられた。
ウォール・ストリート・ジャーナル紙の情報筋によると、同社は昨年のような事態を避けたいと考えているという。同社は9月初旬のIFAベルリンで5.7インチのGalaxy Note 4を発表したが、わずか数日後にAppleが同社初のファブレットとなる5.5インチのiPhone 6 Plusを発表し、注目を集めることになった。
昨年、Note 4はiPhoneより先に発表されたが、サムスンのファブレットが実際に消費者の手に渡ったのは、AppleのiPhone 6 Plusがすでに世界中で広く入手可能になった後だった。
情報筋によると、新型第5世代ノートは米国で特別イベントで初公開される予定だが、開催都市はまだ決まっていないという。
サムスンは従来、ベルリンで開催されるIFAや春にバルセロナで開催されるモバイル・ワールド・コングレスといった大規模な業界カンファレンスに合わせてスマートフォンを発表してきた。Galaxy Note 5は、主要製品の発表には独自のプレスイベントを開催することを好むApple、Google、Microsoftといった企業にサムスンが加わる兆しとなるかもしれない。
アップルはしばらくの間、Macworldカンファレンスで定期的に新製品を披露していたが、2009年1月のイベントで17インチユニボディMacBook ProやiTunesのDRMフリー音楽配信などを発表した後、出展を中止した。カリフォルニア州クパティーノに本社を置く同社は、CESやモバイル・ワールド・コングレスなどの業界展示会には参加していない。
Appleは今秋、iPhoneラインナップに比較的控えめなアップデートを行うと予想されており、ディスプレイサイズはそのままに、RAM、プロセッサ性能、カメラ性能を向上させる。唯一の大きな追加機能はForce Touchで、iOSアプリのインターフェースの可能性を広げると予想されている。