AppleInsiderスタッフ
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AppleオンラインストアのiPad価格(4月29日(上)と5月31日)。| 出典:インターネットアーカイブおよびApple
円が米ドルに対して引き続き下落し、輸入製品を販売する企業の事業がますます困難になる中、アップルは木曜日、日本でのiPadとiPodの全モデルの価格をひそかに値上げした。
日本の公共放送NHK(ブルームバーグ経由)が最初に報じたところによると、影響を受ける製品はAppleの音楽プレーヤーとタブレットに限られているようで、円がドルに対して下落し続けたため、いずれも大幅な値上がりが見られた。
「為替レートの変化により価格調整をしました」とアップルの広報担当高林隆氏はブルームバーグに語った。
4月の日本のAppleオンラインストアのキャッシュ版を見ると、Wi-Fi搭載の16GB iPadの価格は42,800円(木曜日の為替レート1ドル=100.92円で約424ドル)で、本日の価格49,800円より7,000円安くなっています。ドル換算では約70ドルの差になります。iPad miniも同様の値上げとなり、Wi-Fi搭載の16GB iPadは28,800円から32,800円に値上がりしました。
iPodのラインナップでは、32GBのiPod touchが24,800円から29,800円に値下げされ、nanoとshuffleはそれぞれ2,000円と600円の値上げとなりました。さらに、iPod classicは4月の20,900円から本日の24,800円に値下げされました。
円安は、安倍晋三首相によるデフレ脱却計画の結果として生じた。5月初めには、円は1ドル=101円を割り込み、2009年以来の安値を記録しました。