マイク・ピーターソン
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建物にAT&Tのロゴ
AT&Tは、インフレの進行に対抗し、既存顧客からの収益をさらに絞り、加入者に無制限プランへの切り替えを促すため、一部の旧モバイルサービスプランの値上げを計画している。
ブルームバーグの報道によると、対象となるプランの値上げは3年ぶりとなる。月額料金は、シングルラインの顧客の場合は最大6ドル、ファミリープランの顧客の場合は最大12ドル上昇する。
AT&Tによれば、顧客は新しい無制限プランに切り替えることで値上げを回避できるという。
「当社は、多くの追加機能やアカウントの各回線の柔軟性の向上、そして多くの場合月額料金の引き下げを提供する新しいプランをお客様に検討していただくよう奨励しています」と、同通信会社は火曜日に電子メールで質問に回答した。
今回の値上げは、通信業界の短期的なトレンドの反転を示すものとなるでしょう。ここ数年、各社は顧客獲得競争の一環として、割引や無料端末の提供といったプロモーションを展開してきました。
パンデミックの間、通信事業者の解約率は記録的な低水準にとどまったものの、AT&Tの計画が裏目に出て、既存加入者がT-MobileやVerizonといった競合他社に乗り換える可能性もある。現在、旧プランに加入している消費者がどれくらいいるのかは不明だ。
ブルームバーグが閲覧したRecon Analyticsのモバイル顧客調査によると、値上げによる顧客離脱率は月間1%から最大1.25%に上昇する可能性がある。ベライゾンが最大の恩恵を受ける可能性がある。