Rabbit R1はiPhoneキラーではない。そのAIはAppleのハードウェアで動作できるからだ。

Rabbit R1はiPhoneキラーではない。そのAIはAppleのハードウェアで動作できるからだ。

マルコム・オーウェンのプロフィール写真マルコム・オーウェン

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iPhone 上でウェブアプリとして動作する Rabbit R1 [X/@WillHobick]

Rabbit R1 ハンドヘルド AI デバイスはシンプルな Android デバイスであり、開発者は AI を iPhone 上で実行できるようにしました。

Rabbit R1は、iPhoneを直接操作するのではなく、AIを活用してクエリに回答し、タスクを実行する機能を備えています。しかし、ある意欲的な開発者の努力により、iPhoneで動作可能な「iPhoneキラー」のクローンが誕生しました。

月曜日のXのツイートで、FlutterflowのWill Hobick氏は、今週後半にRabbit R1アプリの「クローン可能なテンプレート」を公開する予定だと投稿しました。火曜日のフォローアップ投稿では、iPhoneで動作するアプリのバージョンをデモしています。

アプリ版は、デバイス本体とほぼ同じ基本機能を提供します。動画では、アプリが音声による質問に答える様子が紹介されており、物理版と同じアニメーションも表示されます。

視覚的な質問にも答えることができます。テーブルの上のAirPodsの写真を撮り、「写真に何が写っているか」と尋ねると、アプリは正確な回答を返してくれます。

ホビック氏によると、プログレッシブウェブアプリは、時間、バッテリー寿命、触覚タッチ、カメラなど、ホストデバイスの様々な要素を活用するとのことです。また、数時間で構築されたようで、iOSとAndroidの両方で動作します。

正確なようですが、アプリが実際にRabbit R1のオペレーティングシステムを実行しているかどうかは不明です。アプリが音声認識のために既存の様々なライブラリを使用し、ChatGPTなどのサービスにクエリを送信して回答を得ている可能性は十分にあります。

アプリの一般公開バージョンはまだ試用できません。

このアプリの作成は、Humane AI ピンや Rabbit R1 の機能などが、知識豊富なアプリ開発者によって再現可能であることを示しています。

Appleは、AIアプリの販売・配信のためのストアフロントとも言えるAI App Storeの構築に取り組んでいるとの噂があります。もし実現すれば、PWAベースのデモのようなアプリがストアフロントで利用可能になる可能性は十分にあります。