インド貿易省当局、アップルと現地生産について協議

インド貿易省当局、アップルと現地生産について協議

ロジャー・フィンガスのプロフィール写真ロジャー・フィンガス

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インド貿易省の高官らがここ数週間、アップルと会談し、同国での製造拠点設立の見通しについて話し合ったと火曜日の報道が報じた。

インド政府関係者2人がウォール・ストリート・ジャーナル紙に語ったところによると、同社は先月、インド政府に対し、計画の概要と財政的支援を求める書簡を送付した。関係者の1人は、関係部局がアップルの要求を「調査中」だと述べた。

アップルが援助を求めているという噂は11月初旬に初めて浮上したが、最近の展開は、インド政府が雇用と投資を誘致するために同社の提案を真剣に検討していることを示唆している。

アップルにとって、インド国内で小売店を開設するチャンスを得るためには、現地生産が不可欠となる。最近緩和された規制でも、外国の単一ブランド小売業者は、3年後には少なくとも30%の材料をインドのベンダーから調達しなければならないと定められており、これまでのところ、アップルの供給のうちインド国内からのものはごくわずかだ。

アップル自身が工場を運営する可能性は低いため、同社はおそらく、すでにアップル向けの工場の建設を進めていると言われている主要な組み立てパートナーであるフォックスコンに賭けているのだろう。