GoogleがGoogle Pixelタブレットとドッキングスタンドでタブレット市場に復帰

Google の Pixel タブレットは毎年恒例の I/O イベントでデビューしましたが、入手するにはまだしばらく待たなければなりません。

同社は2012年にNexus 7でタブレット市場に参入し、高い評価を得ました。しかし、それ以降、タブレット市場は波乱万丈の道のりを歩み、2018年にはGoogle Pixel Slateを発売しましたが、不評に終わり、すぐに生産中止となり、Googleはタブレット市場から撤退することになりました。

新しいPixelタブレットは、Googleが再び優れたタブレットを製造できる能力があることを潜在顧客に納得させるための試みです。アルミニウムとナノセラミックコーティングを施した11インチのタブレットで、Google独自のAndroid OSを搭載しています。

Pixelスマートフォンと同様に、PixelタブレットにもMaterial Youが搭載されており、壁紙やロック画面に合わせて、自分だけのカラースキームや新鮮なカラーバリエーションでデバイスをフルカスタマイズできます。つまり、Pixel 7スマートフォンやGoogle Pixel Watchと同様に、このタブレットはユーザー独自の好みや趣向を真に反映したものとなるのです。

Pixelタブレットは、Tensor G2のパワーを全く新しいデザインに搭載しています。高度な画像処理と機械学習機能を備えたTensor G2は、ビデオ通話、写真編集、Googleアシスタントによるハンズフリー操作など、Pixelスマートフォンで人気の機能をすべてPixelタブレットでスムーズに、そして簡単に操作できるようにします。

Google Pixelタブレットの最大のセールスポイントは、専用のスピーカードックを使用することで、タブレットからホームハブへと切り替えられることです。マグネットで接続され、常に動くディスプレイに画像、天気、家の情報などを表示します。

ドッキングすると、Googleアシスタントに話しかけて音楽を再生したり、質問を受けたりできます。指紋をスキャンするとデバイスのロックが解除され、Androidとインストールされているすべてのアプリにフルアクセスできます。

音楽や動画をChromecastでタブレットにキャストすることもできるので、単なる固定のスピーカーディスプレイ以上の存在になります。また、スピーカードックのデザインにより、Pixelタブレットはいつでも取り外して通常のタブレットとして使用できます。

Google Pixel タブレット — 価格と発売時期

Pixelタブレットは499ドルで販売されます。予約注文は水曜日から開始され、6月下旬に出荷されます。充電スタンドが付属します。

Googleはまた、Pixelタブレット専用のケース（79ドル）も発表しました。スピーカードックと連動し、調整可能な背面スタンドを備えています。