ロジャー・フィンガス
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Moe Slahによる「iPhone 8」のコンセプト画像。
アップルの次期「iPhone 8」は2K解像度の5.15インチAMOLEDスクリーンを搭載すると予想されているが、テスト中に問題が発見されたため、同社はスクリーンを曲面にする計画を断念すると調査会社が火曜日に発表した。
TrendForceによると、曲面ガラスは生産歩留まりと落下試験結果の両面で苦戦しており、サプライチェーン筋の情報として引用されている。AppleはSamsungのGalaxy S7 Edgeと同様の曲面スクリーンを採用すると噂されており、実際、AppleはSamsungからOLEDパネルを購入する43億ドルの契約を締結したとみられている。
トレンドフォースによると、「iPhone 8」はiPhone 7などに搭載されているのと同じ「2.5D」ガラスを採用するとのこと。その場合、ディスプレイは丸みを帯びたエッジを除いてほぼフラットになるはずだ。
調査会社は、画面に関する他の主張を裏付ける内容も提示している。例えば、物理的なホームボタンを廃止し、バーチャルボタンを採用することで小型化が実現する。大型ディスプレイを搭載するにもかかわらず、サイズはiPhone 7 Plusではなく、4.7インチのiPhone 7と同等になる可能性があるという。また、Touch IDの代替として、3D顔認証機能も搭載される見込みだ。
Appleは、前モデルと同様に4.7インチと5.5インチの液晶ディスプレイ搭載iPhoneを2機種開発するとも言われています。これらのデバイスは、一部では「iPhone 7s」および「7s Plus」と呼ばれることもあります。
TrendForceは、噂通りAMOLEDモデルの価格は最大1,000ドル以上になる可能性があるものの、Appleが生産すると予測される次世代iPhone1億台のうち、その「少なくとも40%」を占める可能性があると示唆しました。そのため、世界のAMOLEDパネル生産の大部分はAppleとSamsungによって消費され、OPPOやHuaweiなどのライバル企業は供給網の確保に奔走することになるでしょう。
同社はまた、AMOLED搭載iPhoneは3GBのDRAMを搭載し、ストレージは64GBまたは256GBになると発表した。5.5インチモデルはDRAM容量は同量で、最大256GBのストレージを搭載すると予想されている。一方、4.7インチモデルはDRAM容量は2GBに減るが、5.5インチモデルとほぼ同容量になる可能性がある。