AppleのiPhone 12 Proシリーズにより、世界中でスマートフォンの売上が50%増加する見込み

iPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Maxの需要により、2020年の同時期と比較して、2021年第1四半期のスマートフォンの世界全体の売上は50％増加すると予測されています。

Digitimesの調査によると、Appleは2021年第1四半期に6,000万台を超えるiPhoneを出荷すると予想されている。これにより、Appleは今四半期と2020年の最後の四半期でスマートフォン販売台数トップとなる。

2四半期のiPhone出荷台数は合計1億5000万台を超えると予想されており、これはAppleにとって前年比38%増となります。

Digitimesは、Appleのこの成功により、世界のスマートフォン市場は2021年第1四半期に全体で3億4000万台に達すると予測している。これは市場全体で前年比50%増となる。

同調査では、2021年全体で5Gスマートフォンの出荷台数が6億台を超えると予測されています。ちなみに、2020年の5Gスマートフォンの販売台数は2億8000万台でした。

Appleは2020年後半に5G対応のiPhone 12シリーズを発売したため、2021年の販売台数の増加の一部はこれらのスマートフォンの入手しやすさによるものです。Digitimesの調査によると、この増加は、中国メーカーがHuaweiがかつて独占していた市場シェアを奪うために生産量を増やしたことにも起因しています。

一方、アナリストたちは、AppleのiPhone 12が米国で5G対応モデルの中で最も売れていると主張している。また、国際的には、AppleがインドでiPhoneの売上を倍増させたと報じられている。