ペガトロンが4万人の追加雇用を発表したことで、低価格iPhoneの噂が再燃した。

ペガトロンが4万人の追加雇用を発表したことで、低価格iPhoneの噂が再燃した。

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噂の低価格iPhoneの背面シェルがリークされた模様。 | 出典: Tactus

台湾の電子機器メーカーでアップルのサプライヤーでもあるペガトロンは、2013年後半に中国の従業員を最大40%増強する計画で、低価格のiPhoneが間もなく登場するという憶測が広がっている。

ペガトロンがiPad miniの需要減速を受けて第2四半期の業績が低迷すると予測してからわずか1日後、ロイター通信は木曜日に同社が中国で人員を増強したという情報を入手した。既に10万人の従業員を抱える現状で、40%の増員は生産量の大幅な増加を示唆しており、このような生産量増加の主因の一つは、AppleのiPhoneの廉価版である。

同誌はさらに、日本のサプライヤーの情報筋が、噂の端末のディスプレイは5月に小規模生産を開始し、6月に増産予定であると述べたと伝えている。Appleが「低価格iPhone」と呼ぶモデルは、現行のiPhone 5と同じ4インチパネルを搭載すると予想されている。

ペガトロンの最高財務責任者(CFO)チャールズ・リン氏は、同社の2013年の収益の60%が6月以降の6か月間で得られると述べたが、インテルのハスウェルCPUを搭載した新しいコンピューターモデル以外にどのような製品が計画されているかについては明らかにしなかった。

しかし、CEOのジェイソン・チェン氏は水曜日、通信製品の受注による収益が第1四半期の24%から第2四半期の40%に増加すると投資家に語った。

この新たな情報は、アップルがサプライチェーンの多様化を図った結果、低価格iPhoneの生産の大部分をペガトロンが担うだろうというアナリストのミンチー・クオ氏の予想とも一致する。

Apple が、中価格帯の高級スマートフォンに対抗するために、より安価な端末を発売し、iPhone を徐々に新しい市場セグメントに進出させるという噂が広まっている。