ヤン・マノン
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アップルの最近の別の採用は、同社が噂している自動車関連プロジェクト「プロジェクト・タイタン」に関連しているとされ、木曜日の報道では、現アップル社員のカート・アデルバーガー氏が共同発明した電気自動車充電システムに関するグーグルの特許申請が明らかになった。
Quartzが報じたところによると、アデルバーガー氏は、機械学習ソフトウェアエンジニアのマシュー・ワイトック氏を含む3人の発明者とともに、「スマート電気自動車充電用メディエーターデバイス」に関するGoogleの出願中特許に名前が記載されている。LinkedInのプロフィールによると、アデルバーガー氏は2015年7月にGoogleを退職し、Appleに「プロダクトデザイナー」として入社した。
アップルが、噂されている自動車開発プロジェクト「プロジェクト・タイタン」のために、元グーグルの発明家アデルバーガー氏を引き抜いたかどうかは不明だ。電気自動車関連の知的財産権で引用されているものの、アデルバーガー氏はインターネット検索大手アップル在籍中に太陽光パネルやエネルギーシステム全般の研究も行っていたことから、アップルでも同様の研究を行っている可能性が示唆される。
ハーベイ・マッド・カレッジとカリフォルニア工科大学で天体物理学の学位を取得したアデルバーガー氏は、近年ではエネルギー貯蔵と電気自動車の充電コスト削減に関する研究を行ってきました。例えば、本日Googleが出願した特許には、ユーザーの充電コストを削減するためにオフピーク時に充電シーケンスを開始できる電力管理デバイスが記載されており、これはテスラの車載充電タイマーに類似した発明です。
Appleに関しては、謎めいた自動車関連プロジェクトに取り組んでいるとの噂が広まっているものの、ブランド車に関する確固たる証拠はまだ現れていない。AppleInsiderは、サニーベールにある秘密の研究開発施設がプロジェクト・タイタンの拠点と考えられていることを最初に報じた。最近の噂では、Appleがベルリンに15人から20人程度の従業員を抱える秘密の自動車ラボを運営しているとのことだ。
いわゆる「アップルカー」の噂が広まって以来、クパチーノは電気自動車や自動運転車に精通した業界の専門家を複数採用してきた。テスラ・モーターズの元エンジニア、ジェイミー・カールソン氏や、NVIDIAの元ディープラーニング担当ディレクター、ジョナサン・コーエン氏などだ。直近では、4月の報道で、テスラの元エンジニアリング担当副社長、クリス・ポリット氏と2人の自動車プロトタイピング専門家の採用が報じられた。