ウィリアム・ギャラガー
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KinoはiPhoneにプロ仕様のビデオ機能を提供することを目指している(出典:Lux Optics)
写真アプリ Halide には現在、グレーディングプリセット、スマート露出、初心者向けの無料レッスンを備えた、iPhone 用の姉妹ビデオアプリ Kino があります。
Halideは長年iPhone向けの人気写真アプリとして知られ、Appleの標準カメラアプリよりもきめ細かなカメラ操作を可能にしてきました。そして今、その開発元であるLux Opticsは、Kinoで同様の動画専用アプリをリリースするという約束を果たしました。
Kinoの最も注目すべき機能はInstant Gradeです。これは、AppleのLog形式のような巨大なファイルサイズを必要とせずに、映画のような映像を実現することを目的としています。Kinoには、熟練の映画製作者によって設計されたカラーグレーディングプリセットであるルックアップテーブル(LUT)が多数搭載されており、録画中に自動的に適用されます。
Kino には、専門の映画製作者によって設計されたビデオ グレーディング プリセットが付属しています (出典: Lux Optics)
マニュアルモードもあり、自動設定でもすべて調整可能です。さらに、KinoにはAutoMotionと呼ばれる露出ロジック機能も搭載されており、屋内でも屋外でも動画撮影に合わせてモーションブラーを適用できると同社は述べています。
Lux Opticsは、初心者から経験豊富な映像制作者まで、幅広い層にアピールしたいと考えています。そのため、Kinoには自動設定機能や、動画撮影の基本を解説する動画シリーズに加え、プロ仕様の機能も搭載されています。
— セバスティアン・デ・ウィズ (@sdw) 2024 年 5 月 29 日Halide の新しいプロ用ビデオカメラの兄弟機、Kino のご紹介です。
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これらには、構図ガイド、オーディオレベル、RGB 波形、ホワイトバランス、自動露出ロックなどが含まれます。
KinoはiOS 17が必要です。App Storeで発売当初の価格は9.99ドルで、しばらくの間は利用可能です。その後は19.99ドルに値上がりしますが、サブスクリプションや広告なしの1回限りの購入となります。